DAViCal

これは何

予定表管理ソフトを使っていて、その予定データファイルに自宅や出先からアクセス できればいいなぁと思ったことはないでしょうか。

ひとつにはGoogleやYahooのカレンダーを使うという方法があります。特にGoogleのカレンダーはCalDAVにも対応しているので便利です。

で、もうひとつGoogleとか信用できないという人のために、予定管理ソフトの予定データファイルをHTTP(WorldWideWebで使っているプロトコル)で読み書きすれば、elamにHTTPでアクセスできれば予定表を取り出すことができます。

このHTTPでファイルを管理する方式をWebDAVといいます。(詳しくはWikipedia-WebDAV)

Mozilla Thunderbirdをお使いの皆さんは予定管理にアドオンのLightningを お使いだろうと思いますが(使ってない人は今すぐインストール)これのファイル形式が iCal形式(ics形式?)です。

このicsファイルをWebDAVにおいておけばどこからでもアクセス可能となるわけ ですが、(Laboの今月の梅田教授ではこの方法を使っていました) ファイルが大きくなると、一部のデータを更新するためだけにファイル全体を読み書きする必要があることが問題でした。

CalDAVではサーバ側にデータベースを用意して、ics形式のデータを必要な部分だけ 読み書きするようになっています。

elamでこのCalDAVを利用できるようにしましたので、アカウントを発行してほしい人は 村主まで連絡ください。 まあ、Googleカレンダーを使えばいいんですけど。

Lightningでの設定

(sunbirdも同じ?)

  • Lightningで「新しいカレンダー」を作るときに 「ネットワークのサーバーに保存する」を選択すると「フォーマット」で 「CalDAV」が選択できます。

そのうちWebインターフェースも探してきます。